開発分野:メカニカル、ハードウェア、ソフトウェア、マニファクチャリング
開発製品:産業インクジェットプリンタ プリントヘッド自動洗浄ユニット
インクジェットプリンタ プリントヘッド自動洗浄方法
❶ プリントヘッドカバーを外し、洗浄ユニットのヘッド取り付けレールに差し込みます
❷ スタートスイッチを押すと洗浄ユニットの中でプリントヘッドの洗浄が始まります
❸ 約2分で洗浄完了!
もう⼀度スタートスイッチを押すと、約15秒間の送風がヘッドに残った洗浄液を吹き飛ばします
お客様からの御要望内容&対応内容
❶ 手洗浄で行っている作業を自動化したい。
【具体的内容(オペレータ動作)】
・ヘッドに装着されているカバーを外し、その状態のヘッドを洗浄ユニットに装着させる。
・開始ボタンを押して、自動洗浄が始まり洗浄終了のお知らせでヘッドを洗浄ユニットから外して、カバーを取り付け完了。
⇒確実な自動洗浄を可能にした。
洗浄部(ユニット)と制御部(BOX)の分離型とし、既に産業用インクジェットシステムを導入されているエンドユーザ様への販売促進も可能な構成を提案し実行した。
確実に洗浄出来るシーケンスを確立する為に機能(洗浄、乾燥等)毎に変位値(量、時間等)をパラメータ化し評価を繰り返し確立した。
❷ 早急に市場投入したい
【具体的内容】
・競合の動向も気になるので、早ければ早いほど良い。
・開発は勿論、量産も行う体制を整えて欲しい。
・年間数回のlot生産に対応して欲しい。
⇒開発から出荷迄の日程を立案し実行した。
量産対応の為のサプライヤー(部品供給、部品加工、金型製作等)ルートを構築した。
社内でセル方式での製造体制を構築した。
❸ 販売価格
【具体的内容】
・他社の現行品価格以下で競争力のある価格設定としたい。
・製品を目標価格で販売できるようにして欲しい。
⇒コストを意識した設計をする。
トータル数量から量産手法(金型対応等)を検討し実行した。